2018年9月28日 17:11 | カテゴリー:
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普段からGoogleマップをよく見ているので、ちょっとした違いに気付いてしまいました。
下の写真、越生町にあるメガソーラーなのですが、確かこの場所には森林しかなかったはず・・・
あらあら、今はやりの再生可能エネルギーってやつですか?
環境にやさしい再生可能エネルギー!
二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギー!
素晴らしいではありませんか!
なんて思うはずもなく、
環境を壊して再生可能エネルギーか・・・
もう二度と二酸化炭素を吸収して酸素を生産することのない状態にして再生可能エネルギーか・・・
環境よりも金か・・・
と、すぐさま思ったわけであります。
二酸化炭素を吸収し酸素を生産する森林を伐採して、二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーでの発電ということに違和感を感じないだろうか?
本末転倒というか、無意味というか、もはや「バカだねぇ~」という言葉しかない。
この場所がかつて森林もなく使用されていない空き地や駐車場で、酸素を生産していない土地だったなら問題ないでしょう。
しかし、私の記憶では森林だったはず。
ということで、国土地理院の地図を確認すると・・・
やはり、数年前までは二酸化炭素を吸収し酸素を生産していた森林でした。
つくづく、「バカだねぇ~」
まぁ、地球環境や地球温暖化からすれば、越生町の一地域なんて全く影響無いと言ってもいいくらいでしょうが、これと同様のことが、少なくとも日本国内にはそこかしこにあることでしょう。
伊豆の方では、いくつかの山にまたがり、山の尾根の森林を伐採してメガソーラーを建設するという計画もあるらしいです。
もう、明らかに、環境保護のためでなく、金儲けのためでしょ!!
メガソーラーを耕作放棄地などに限定し、森林を伐採してのメガソーラーを規制すべきところが、なぜか政府は野放しにしている。
このようなメガソーラー建設、温暖化だけの問題ではありません。
広範囲に渡り森林を伐採したことにより、山の保水能力が低下、年々、雨量が増加していることを考えれば、メガソーラーが起因となる土砂災害も今後増えることでしょう。
さらに、土砂災害や地震により破壊されたメガソーラーはどうなるか?
多くは発電により建設費を回収する予定でしょうから、破損し発電できないメガソーラーが放棄される可能性もあるわけです。
何年後か十数年後かには、破損し発電できず管理を放棄されたメガソーラーがそこかしこに、なんてことになり、管理されていないことから、さらに土砂災害などが発生しやすくなり、といったことになるのでしょう。
ちょっと考えれば容易に想定できる成り行きです。
さて、今後どうなることやら・・・
もっと言えば、宇宙開発や宇宙旅行なんぞに数千億円、数兆円なんてかけている場合?
宇宙のことに金と時間をかけている間に、地球が壊れたら意味ないのでは?
現実を見てから夢を見ろ!と言いたい。
宇宙のために金使うなら、砂漠の緑化など、地球のために金を使ってもらいたいものだ・・・
と、言いたいことは他にもたくさんある。
2017年12月22日 11:52 | カテゴリー:
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インスタグラム、写真に興味がある私自身も最近使い始めました。
インスタグラムとは、単純にお気に入りの写真を公開し、同じように気に入ってくれた人との感動や思いを共有するようなものなのかと思ったら、そうでもない混ざりものが多いのだなと感じました。
当初は、そういった感動を共有する目的だったのかもしれませんが、今や人間の浅ましさ、卑しさ、欲といったものが多く混ざり、純粋に心地良く楽しめるものではなくなっているようです。
というのも、フォロワー数増加目的や企業の宣伝目的のフォローや「いいね」が頻繁にあり、純粋に感動の共有をしたい人にとって邪魔や不快に思うのではないでしょうか?
それと、この秋に撮影した長瀞の写真をインスタグラム上に公開し、当然、長瀞町の風景ですので、ハッシュタグを使い「#長瀞町」とタグ付したのですが、「#長瀞町」でインスタグラム上の写真を見てみると、なぜか富士山の写真があるではありませんか!
長瀞町から富士山がまるで目の前に見えるかのような写真。
何かと思ったら、長瀞町にも訪問しますよという法務事務所が掲載したものでした。
写真のためのタグ付ではなく、商売のためのタグ付というわけです。
これは、インスタグラムの当初の理念、本質からしたら異なった使い方でしょう。
しかし、法的には問題ないといったもの。
人によっては、長瀞町から富士山がデカデカと見えるのか!などと勘違いするかもしれません。
商売のために、写真とは関係ないタグを付けるというのはいかがなものか。
インスタグラム、今後どうなるでしょうかね。
「#長瀞町」で検索してるのに、富士山の写真が表示されるのって迷惑ですよね。
タグの意味が無くなってしまう。
理念やモラルに則って使うから便利なのに、それを無視し、個人の利益や欲のためだけに好き勝手なことをすれば、不便なものになっていくことでしょうし、結局は自分の利益にもならないでしょう。
現に、「#長瀞町」で検索して、富士山の写真が出てきて、「なんだこれ?」と思った私が「なんだこの人!」と思ったわけですから、そんな節操のない人に仕事を依頼しようとは思わないでしょう。
金儲けのためなら何でも利用するのですね。
2017年12月10日 01:06 | カテゴリー:
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新潟県関川村で、田舎暮らし体験施設を借りての関川村生活3日目。
この日は、関川村から車で1時間半ほどの山形県米沢市へ。
鉄道だと、JR米坂線の越後下関駅から米沢駅まで2時間ほど。
昔から、越後米沢街道(米沢街道)として整備されていた経路で、日本海側と太平洋側を結ぶ重要な経路の一つです。
昨年から通算3度目の米沢城址
短期間に3度目の訪問となった米沢城址(松が岬公園)。
上杉博物館も2度見学していたので、友人が博物館を見学中に周辺を散策。
その時撮影したのが、トップに表示の「上杉伯爵邸」。
米沢城址を一通り見学したら、混雑する前に早目の昼食ということで、米沢駅近くの「まるぶん」さんへ。
3度目の米沢で初の米沢牛を、と言っても芋煮定食ですが。
やはり、旅したら地のものも食さないと。
昼食後は、デザートに「峠の力餅」をと思い、「峠の力餅米沢支店」へ。
8個入りの力餅を食べきる自信がなく、試に「あんびん」を1個だけ購入。
この「あんびん」が実においしい。
程よい甘さと柔らかさ。
これなら8個入りの力餅も食べ切れたなと思いました。
米沢の地酒「東光」の資料館へ
日本酒好きなのに酒造りのことを知らないということで、「酒造資料館 東光の酒蔵」を見学。
酒造りの道具など、実際に使っていたものが展示されており、その説明もわかりやすく、映像も見ることができる資料館でした。
見学後は、当然、日本酒の売り場へ。
試飲もできますが、残念ながら運転があるので、お店の方に説明してもらいながら選び購入しました。
午後はとんぼがえりで関川村の渡邉邸へ
関川村は何度も訪問していますが、渡邉邸を見学するのは初めて。
今回、村上市の町屋を見学し、建物の造りや吹き抜けの特殊な壁について教えていただき、事前に知識を得ていたことで、渡邉邸の素晴らしさがより感じられたと思います。
知識があったため、見るべきところを見逃すことなく見て、確認することができました。
村上市の各町屋で色々と教えていただいたことに感謝です。
今回は見ることに集中したため、写真撮影はありませんでしたので、もう一度見学しに行くつもりです。
ちなみに、米沢藩が財政難になった時に、経済支援したのが渡邉家です。
そういった意味でも、関川村と米沢は関係があるのです。
<<<2017新潟・山形の旅> 関川村の隣、村上市を観光(後編)
2017年10月12日 12:14 | カテゴリー:
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午前中、村上市内の町屋を見学し、そこに住む人たちから色々な話を聞かせていただきました。
トイレ休憩のため村上駅へ向かうと、お盆の帰省のため、駅前は結構な混雑。
駅舎から出てくる人を迎える、親戚であろう人たちの嬉しそうな表情と、少しなまりのある話し声が、じんわりと「帰省」を感じさせてくれました。
午前中の村上散策の模様はこちら「<2017新潟・山形の旅> 関川村の隣、村上市を観光(前半)」
村上散策後半です
少々小腹が空いたので、駐車場へ戻りつつ村上牛専門店の「やま信」さんに立ち寄り、「村上牛ジューシーメンチカツ」を購入。
外はサクッと、中はその名の通りジューシーで肉の味がしっかりとしていて美味しかったです。
その後、駐車場近くまで戻り、「千年鮭 きっかわ」さんに立ち寄りました。
村上市観光協会のサイト「鮭・酒・人情 むらかみ」にある通り、村上と言えば「鮭」です。
村上市内を流れる三面川を鮭が遡上することから、村上では鮭の食文化が発展してきました。
その鮭の食文化が、「千年鮭 きっかわ」さんを覗くと少しわかるのではないでしょうか?
店内には、「塩引き鮭」はもちろん、「鮭の酒びたし」、「鮭の焼き漬け」、「鮭の生ハム」、「鮭の粕漬け」、「鮭の味噌漬け」、「はらこの醤油漬け」などが、ずらりと並んでいます。
鮭製品を製造販売しているお店ではありますが、内部を見学することもできます。
ずらりと吊るされた塩引き鮭は壮観。
見学中、冷たい天然麹の甘酒を試飲で頂きました。
ほんのりと甘く冷たい甘酒、暑い中歩き回った体に染み込むようでした。
村上市では、冬、12月になると、市内各所の軒先に、このような塩引き鮭が吊るされるそうです。
【参考】 村上市観光協会サイト「鮭・酒・人情 むらかみ」のモデルコース「塩引き街道巡り」
早目の昼食は軽く焼きそば
3分ほど歩いた所に「天茂」という食堂があったので入ることに。
観光客相手ではなく、地元の方たちが頻繁に利用するような食堂のようで、メニューを見ずに注文するお客さんが次々に入って来ました。
皆さん注文するのは「焼きそば」。私も「焼きそば」を注文。
出てきたのは、よく目にするソース焼きそばではなく、味付けされていないシンプルな白い焼きそば。
テーブルの上のソース、しょうゆ、酢、コショウなどを使い、自分で味付けするという焼きそばでした。
これが、念入りに味付けしなくても美味しい!
皆さんが「大」、「特大」を注文する理由がわかります。いつもの倍は食べられる。
観光客向けの店ではなく、地元向けの食堂での食事、地元民になったみたいで楽しいものです。
食事の後はデザート、と言うわけではないですが、和菓子の「早撰堂」さんへ
午前中立ち寄った「九重園」さんで、抹茶と和菓子のセットを頂いた時の和菓子が、こちら「早撰堂」さんの和菓子でした。
他にどのような和菓子があるのか気になり立ち寄ったのですが、鮮やかなパッケージが目に留まり、そちらを購入。
村上名産「葡萄羹」。
地元に帰ってからゆっくり味わいました。少量でも食べごたえがあり、葡萄の味がしっかりとしていて、香りも味も美味しかったです。これ、また買います。
村上市内の散策を終え、今度は車で、日本で最初の鮭の博物館へ。
鮭のことをもう少し詳しく
「イヨボヤ」とは鮭のことだそうで、この名称、以前から気になっていました。
ということで、「イヨボヤ会館」へ。
村上市観光協会サイトのイヨボヤ会館の画面 |
イヨボヤ会館サイトのトップページ画像 |
イヨボヤ会館の写真撮り忘れました。
村上市観光協会のサイトやイヨボヤ会館のサイトを見ていただくと、ユニークな建物であることがわかると思います。
このイヨボヤ会館、外観から想像する内部と、実際の内部の様子に大きな差があります。
外観だと地上2階建て?3階建てかな?といった感じですが、地上3階、地下1階建てで、地下が予想以上に広いです。
そして、その内容も充実していて、鮭の生態から鮭に関わる歴史・文化が理解でき、子どもはもちろん、大人でも見応えあるものでした。
鮭のことを理解したら、お隣で鮭料理や鮭のお土産を、ということなのか、イヨボヤ会館の隣に「サーモンハウス」という食事処と土産屋の施設があります。
村上の「鮭」の文化を知り、村上の「酒」(〆張り鶴)を前日夕飯時に楽しみ、村上の「人情」に町屋見学の際に触れた村上観光でした。
村上観光については、村上市観光協会サイト「鮭・酒・人情 むらかみ」が大変充実していますので、ご確認ください。
<<<2017新潟・山形の旅> 関川村の隣、村上市を観光(前編)
<2017新潟・山形の旅> 関川村と関係の深い米沢を観光>>
2017年9月9日 17:28 | カテゴリー:
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新潟県関川村で、田舎暮らし体験施設を借りての関川村生活2日目。
この日は、関川村と関係が深いであろう、お隣の村上市を観光。
現に、前日の夕飯の買い出しに、村上市内のスーパーなどを利用していますので、関川村での生活に必要不可欠な街なのは確かです。
その関川村生活1日目の模様はこちら「<2017新潟・山形の旅> 今年も新潟県関川村へ」
村上を歩いて観光
関川村の田舎暮らし体験施設から村上市街まで、車で20分ほど。
中央公民館跡地の駐車場に駐車し、村上散策の開始です。
黒塀に囲まれた小路「黒塀通り」を歩くと「安善寺」があります。
願浄寺、浄念寺、経王寺、長法寺、西真寺、妙法寺とお寺が連なる寺町を抜けると、見学できる町屋が多くある通りに出ます。
何の計画もなく、たまたま目に留まった「御茶所九重園」さんに入ると、お店の方が「見学できますよ。」と、お店の中を案内してくれました。さらに、抹茶と和菓子を頂けるというので、本格的な抹茶と「早撰堂」さんの和菓子を広い和室で頂きました。
お店に入り、町屋の中を見学させていただき、抹茶と和菓子で休憩し、30分ほどゆったりと過ごさせていただきました。
最後に、滞在中にお茶が飲めるよう、ティーバッグの村上茶を購入。
店を出ようとすると、お店の方が、「村上めぐり」というチラシを持ってきて、近所の見学できる町屋を教えてくださいました。
≫「村上めぐり」というチラシ、村上市観光協会のサイトでダウンロードできます。
「鮭・酒・人情 むらかみ」(https://www.sake3.com/)
ということで、町屋めぐりへ
村上駅方向へ少し歩くと、「村上市コミュニティデイホーム」があり、ふらっと中に入ると奥から管理されている方が、これまたご丁寧に内部を説明してくださいました。
「村上めぐり」のチラシには載っていなかったのですが、「村上市コミュニティデイホーム」の方が、隣の鍛冶屋さんも見学できますよということで、お隣の「孫惣刃物鍛冶」さんへ。
鍛冶屋さんを覗きこむと、今でも作業しているかのような作業場が目に飛び込んできました。
奥からご主人が出て来てくださり、お父様が作業していた様子を詳しく説明してくださいました。
お父様が特注で設置した機械で、作業場内を斜めに張り巡らせているベルトを掛けかえることでギアチェンジとなり、叩く速さや強さを変えていたそうです。
ちなみに、ここの地名が「鍛冶町」だそうで、昔は鍛冶屋が沢山あったそうです。
続いてお伺いしたのは、「山上染物店」さん。
お店を覗くと、小物などを販売している昔からある染物屋さん。しかし、町屋の魅力や凄さはここだけではありません。
奥からご主人が出て来て、奥もどうぞと、お店の奥も見学させていただきました。
昔の様子や季節ごとの便利な点、不便な点など、町屋暮らしのことを詳しく聞かせていただきました。
続いてお伺いしたのは、染物屋さんの向かい、「吉川酒舗」さん。
見るからに昔からある酒屋さん。中に入ると、ご主人は忙しそうにお酒の荷造りをしていて、奥様は台所仕事をしていましたが、その奥様が台所から「どうぞ~」と。
お酒を買うわけでもなく、町屋を見学させていただくだけなのですが、こちらでもご丁寧に、そして詳しく、さらに専門的なことまで教えていただきました。
何やら、文化庁の職員が来て内部を見たところ、優れた技術で建てられたもので、大変貴重な建物だと言われたそうで、二階部分までの吹き抜けとなっている壁の造りが、耐震性も考慮された造りになっているとのことです。
簡単に言うと、単に平坦な壁ではなく、中央部分をわずかに膨らませた壁になっていて、縦横からの圧力に耐え、地震の際にもひびすら入らない造りになっているのだそうです。
奥様が、「寝転がって上を見てみなさい」ということで、床に寝転がりじっくりと上を見ると、その膨らみが確認できました。
普段の生活や管理の大変さなど、色々な話をしている中で、「関川村の渡邉邸も同じような壁の造りで、もの凄い豪邸だから見学するといいですよ。」とお聞きしたので、後日、見学することになっていたのですが、より楽しみになりました。
「山上染物店」さんと「吉川酒舗」さんも素晴らしい建築で、写真撮影したかったのですが、普段生活されている場所でしたので控えました。
普段生活されている場まで見学させていただいて、本当にありがとうございました。
町屋見学を終え、「吉川酒舗」さんのご主人と奥様がしきりにおっしゃっていたことが心に残っています。
「新しい技術もいいけど、日本に古くからある技術も素晴らしいので、無くなる前にしっかりと見ておいてもらいたい。」
確かにその通りだなと、強く、深く、思いました。
日本に古くからあるこれだけのものを知らない、見たこともないというのは、実にもったいないことです。
村上市に町屋があることは知っていましたが、九重園さんを始まりに、これほど何軒も見学し、それぞれの町屋で詳しくお話を聞かせていただけるとは、当初、思っておりませんでした。
成り行きに任せた散策でしたが、大変有意義なものになりました。
この後、トイレ休憩のため村上駅へ。
後編に続きます。
<<<2017新潟・山形の旅> 今年も新潟県関川村へ
<2017新潟・山形の旅> 関川村の隣、村上市を観光(後編)>>
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