新潟県関川村
2011年7月26日 18:57 | カテゴリー: 風土・観光 | コメント (0)
母の故郷、今年2月に他界した祖母が暮らしていた村です。
新潟県岩船郡関川村。
魚沼産コシヒカリに肩を並べるほどのブランド米になっている岩船産コシヒカリの産地で、
昔は、山形県米沢と日本海側を結ぶ街道の宿場街でもありました。
今も国指定重要文化財の渡邉邸や佐藤邸などが、その当時の様子を今に伝えてくれています。
また、村内を流れる大石川や荒川は、国土交通省の水質ランキングで上位に入る清流で、
夏になると鮎釣りで賑わいます。
そして、村内を走る米坂線(新潟県坂町駅~山形県米沢駅)は、ローカル線で本数も少ないですが
紅葉の美しい荒川峡沿いを走るということもあり、鉄道ファンの方に人気があります。
さらに、この村には豊富な温泉があります。
えちごせきかわ温泉郷としてまとめられていますが、高瀬温泉、鷹の巣温泉、雲母温泉、湯沢温泉と、
村内あちこちに点在し、村民の方がよく利用する小さな共同浴場もあります。
全国的にはあまり知られていないため、一言で「何もない村」と言ってしまいそうな村ですが、よく知る私が語るとこの程度では終わりません。
何年か前、仕事を終えた金曜の夜にふと思い立ち、車に自転車を積んで関川村に向かいました。
翌日、真夏の炎天下に自転車で村内を走り回り、撮影した写真の一部が上に掲載しているものです。
なんとしても、この村の魅力を全国へ伝えたいものです。