<2017新潟・山形の旅> 関川村の隣、村上市を観光(後編)
2017年10月12日 12:14 | カテゴリー: 風土・観光 | コメント (0)
午前中、村上市内の町屋を見学し、そこに住む人たちから色々な話を聞かせていただきました。
トイレ休憩のため村上駅へ向かうと、お盆の帰省のため、駅前は結構な混雑。
駅舎から出てくる人を迎える、親戚であろう人たちの嬉しそうな表情と、少しなまりのある話し声が、じんわりと「帰省」を感じさせてくれました。
午前中の村上散策の模様はこちら「<2017新潟・山形の旅> 関川村の隣、村上市を観光(前半)」
村上散策後半です
少々小腹が空いたので、駐車場へ戻りつつ村上牛専門店の「やま信」さんに立ち寄り、「村上牛ジューシーメンチカツ」を購入。
外はサクッと、中はその名の通りジューシーで肉の味がしっかりとしていて美味しかったです。
その後、駐車場近くまで戻り、「千年鮭 きっかわ」さんに立ち寄りました。
村上市観光協会のサイト「鮭・酒・人情 むらかみ」にある通り、村上と言えば「鮭」です。
村上市内を流れる三面川を鮭が遡上することから、村上では鮭の食文化が発展してきました。
その鮭の食文化が、「千年鮭 きっかわ」さんを覗くと少しわかるのではないでしょうか?
店内には、「塩引き鮭」はもちろん、「鮭の酒びたし」、「鮭の焼き漬け」、「鮭の生ハム」、「鮭の粕漬け」、「鮭の味噌漬け」、「はらこの醤油漬け」などが、ずらりと並んでいます。
鮭製品を製造販売しているお店ではありますが、内部を見学することもできます。
ずらりと吊るされた塩引き鮭は壮観。
見学中、冷たい天然麹の甘酒を試飲で頂きました。
ほんのりと甘く冷たい甘酒、暑い中歩き回った体に染み込むようでした。
村上市では、冬、12月になると、市内各所の軒先に、このような塩引き鮭が吊るされるそうです。
【参考】 村上市観光協会サイト「鮭・酒・人情 むらかみ」のモデルコース「塩引き街道巡り」
早目の昼食は軽く焼きそば
3分ほど歩いた所に「天茂」という食堂があったので入ることに。
観光客相手ではなく、地元の方たちが頻繁に利用するような食堂のようで、メニューを見ずに注文するお客さんが次々に入って来ました。
皆さん注文するのは「焼きそば」。私も「焼きそば」を注文。
出てきたのは、よく目にするソース焼きそばではなく、味付けされていないシンプルな白い焼きそば。
テーブルの上のソース、しょうゆ、酢、コショウなどを使い、自分で味付けするという焼きそばでした。
これが、念入りに味付けしなくても美味しい!
皆さんが「大」、「特大」を注文する理由がわかります。いつもの倍は食べられる。
観光客向けの店ではなく、地元向けの食堂での食事、地元民になったみたいで楽しいものです。
食事の後はデザート、と言うわけではないですが、和菓子の「早撰堂」さんへ
午前中立ち寄った「九重園」さんで、抹茶と和菓子のセットを頂いた時の和菓子が、こちら「早撰堂」さんの和菓子でした。
他にどのような和菓子があるのか気になり立ち寄ったのですが、鮮やかなパッケージが目に留まり、そちらを購入。
村上名産「葡萄羹」。
地元に帰ってからゆっくり味わいました。少量でも食べごたえがあり、葡萄の味がしっかりとしていて、香りも味も美味しかったです。これ、また買います。
村上市内の散策を終え、今度は車で、日本で最初の鮭の博物館へ。
鮭のことをもう少し詳しく
「イヨボヤ」とは鮭のことだそうで、この名称、以前から気になっていました。
ということで、「イヨボヤ会館」へ。
イヨボヤ会館の写真撮り忘れました。
村上市観光協会のサイトやイヨボヤ会館のサイトを見ていただくと、ユニークな建物であることがわかると思います。
このイヨボヤ会館、外観から想像する内部と、実際の内部の様子に大きな差があります。
外観だと地上2階建て?3階建てかな?といった感じですが、地上3階、地下1階建てで、地下が予想以上に広いです。
そして、その内容も充実していて、鮭の生態から鮭に関わる歴史・文化が理解でき、子どもはもちろん、大人でも見応えあるものでした。
鮭のことを理解したら、お隣で鮭料理や鮭のお土産を、ということなのか、イヨボヤ会館の隣に「サーモンハウス」という食事処と土産屋の施設があります。
村上の「鮭」の文化を知り、村上の「酒」(〆張り鶴)を前日夕飯時に楽しみ、村上の「人情」に町屋見学の際に触れた村上観光でした。
村上観光については、村上市観光協会サイト「鮭・酒・人情 むらかみ」が大変充実していますので、ご確認ください。
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