被災地の今は
2013年3月11日 22:53 | カテゴリー: 風土・観光 | コメント (0)
被災地の方たちも同時刻に行っているであろう黙祷を私も同時刻に捧げたかったのですが、できませんでした。
東北の太平洋側は、八戸、北山崎、田野畑、田老、宮古、大船渡、陸前高田、気仙沼、松島、仙台を訪れたことがあり、特に大船渡には親戚が住んでいるため、普段から身近に感じている地域です。
訪れた際に見た景色と、報道で見る今の景色を比べると、元に戻る気配すら感じられません。
2年の間に行われたのは、人々の生活の跡を取り払っただけ?
親戚が仙台の若林区に住んでいるという友人が、何度か被災地を訪ねているのですが、彼も複雑な思いを抱えているようで、
「被災地へ行くべきだ」と言う時もあれば、「被災地へは行かない方がいいよ」と言う時もあり、
被災地へ行き、現状を知ったり、被災者の思いを感じたり、観光で少しでも貢献することが大切ではあるけども、
以前の状況を知っている者としては、あの光景を見ると辛くてたまらない。
そんな思いがあるようです。
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